はじめに
この記事では、社内SE(情シス)の業務の一つである、定常業務について記載します。
定常業務とは、この記事では「決められた手順に則り、定期的に行う業務」と定義します。
定常業務の業務内容
具体的な主な業務内容は下記になります。
- ノートPCやディスプレイ、プリンターの購入・廃棄
- ノートPC購入時の初期設定
- 業務用サーバーの日次の稼働確認
- 社内システムの月次業務
- 社内システムのアカウント作成、削除
- 社内システムのアカウントの棚卸し
- 社内システムのシステム変更
PCの初期設定としては、ドメインの参加や、ドライブ装置の暗号化、必要なソフトウェアのインストール等を担当しています。
業務用サーバの稼働確認としては、ストレージ装置の容量の確認であったり、CPU、メモリ使用に十分な余力があるか等の確認をしています。
ピー山
基幹システムの更改をすると、たま〜に事前の調査が甘くて、リソース使用率が思ったよりも高くなっててここで気づくことがあります。笑
ブー谷
その場合は、どうするの…?
ピー山
必要なリソースを急いで追加するよ!SIerの場合だと、お客さんのシステムだから、見積もりが正しくなかった理由(単なる見落としでも、もっともらしい理由が必要)を説明して、承認してもらって初めて作業ができるから、説明資料を作ったりするのが大変だよね。社内SEだと、自社のシステムだからそこはあまり労力が必要じゃないから、その点では楽だよ〜〜〜
社内システムの月次業務としては、システム間のデータの連携や、データのアーカイブ化などを行います。
社内システムとしては、基幹系システムから、経理用システムなど複数あるので、それらのアカウントの管理をしています。
アカウントの棚卸しも月に一度行なっていて、退職済みの人のアカウントが残ったりしていないかチェックしています。
ここで言う社内システムのシステム変更としては、月に複数回発生するようなある程度定型化された作業を指しています。
自分たちでできない範囲のシステム変更はベンダーに連絡をして、ベンダー用アカウントを使って作業をしてもらいます。
まとめ
社内SE(情シス)の定常業務のまとめ
- PCの購入・廃棄設定や、業務サーバの運用保守、社内システムのアカウント管理、システム変更などがある。
- 定型化された業務で、基本的にはマニュアルが用意されている。
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