第二新卒で異業種に転職したい場合「現職の経験を自己PRにしてよいのだろうか…?」など、不安に思うことも多いのではないでしょうか。今回は、ブー谷の「実際に受かった自己PR」がどんなポイントで書かれたのか、ポイントをご紹介します。(もちろん会社によって自己PRの見方は異なるので、一例として読んでいただけると幸いです。)
どんな会社にも必要なスキルをアピールする
まず意識したのは「どんな会社でも必要とされそうなスキル」をアピールすることです。ベストなのは、応募する会社に必要とされるスキルですが、ぴったりと当てるのは難しいと思います。
また、会社側も一般的な中途採用のように「即戦力となる人材」を求めているわけではありません。「新卒よりも社会人としてのマナーや常識を身につけた人材」を探しているはずです。業種や会社にある程度寄せた具体例は交えつつ、軸となるスキルや経験は汎用的なものをアピールするのがよいと思います。
ブー谷が実際に書いたスキルは以下のような感じです。
・経験のないことも前向きに挑戦する力
・細かくスケジュールを管理する力
・課題を見つけ、解決策を設定する力
現職での経験も入れておく
新卒で入社した会社に勤めた期間が短いほど、会社で成し遂げたことがないように感じられるかもしれません。「新卒就活で使った自己PRを使いまわしちゃおう…!」と考えてしまいがちですが、現職でのエピソードがないと、「この人は社会に出て何も学ばなかったんだな…」と思われてしまうことも。そのため、具体例に用いるエピソードは現職での経験もきちんと記載しておくのがおすすめです。
とはいえ、自分は記載したPR3点のうち、2点は学生時代のインターンの話にしました。学生時代に応募先に似た業務を行う会社でインターンを行っていたためです。
退職理由には触れない
退職理由にあえて触れる必要はないと思います。退職理由から志望理由や自己PRを導き出そうとすると、どうしても現職を下げてしまいがちです。ただ、現職への不満と取られかねない内容は「ウチの会社でもすぐに不満を感じてしまいそうだな」と思われる可能性があるので、危険です。
ブー谷が書いた自己PRでは、退職理由や現職に関するマイナスポイントに一切触れていません。面接の際に聞かれる可能性があるので、そこできちんと答えられれば大丈夫です。
不安ならプロに相談するのもOK
とりあえず自己PRを作ってみたけど不安、という方は、転職エージェントなどのプロに相談してみるのがおすすめです。実際、ブー谷もエージェントの方にいろいろと添削をしてもらいました。
いま仕事でライターをやっていますが、自分が書いた文章は誰かに読んでもらったほうがよくなる場合がほとんどです。誤字脱字にはじまり、偏った考え方や思い込みまで、どうしても自分では気づけない改善点はあるので、第三者に確認してもらうのがよいと思います。
どうせなら転職のことをよく知った人に見てもらいたい、という場合は、マイナビジョブ20’sで相談などのサービスをチェックしてみてください。
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