SIerとメーカーの社内SEどちらがいい?6つの項目で比較!

SIerとメーカーの社内SEどちらがいい?6つの項目で比較! 転職
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はじめに

このエントリーでは、実際にSIerと社内SEとして働いた僕がリアルに比較をしてみます。

比較項目

比較項目としては、下記としました。

  • やりがい
  • スキル向上のしやすさ
  • ストレスの多さ
  • 仕事量
  • 年収
  • 時間管理のしやすさ

比較結果

やりがい

担当するシステムの規模や、社会貢献度であったり、社内での評価によるかと思いますが、やりがいという意味では特に大きな差は無かったです。

SIerでは金融機関の社会インフラとなるシステムを担当していたので、

社内向けのシステムの担当となる社内SEの方がやりがいを感じにくいかと思っていましたが、

実際に転職してみると、現場の生の声を聴けて、感謝されることもあり、やりがいは大きいです。

スキルの向上のしやすさ

エンジニアとしての技術的なスキルという意味では、

SIerの方が習得しやすいです。これは転職前のイメージとさほど変わりませんでした。

周りに、エンジニアがたくさんいるというのも、SIerの方が技術力がつく要素かなと思います。

ピー山
ピー山

大手のSIerだと「上流工程しか経験できず、技術力は付かない」という人もいますが、僕の場合は、そうでもなかったです。作業を行う場合、必ず上席から承認をもらう必要があるのですが、プログラムや細かい設定の内容まで理解していないと、説明できずに承認がもらえないので、必然的に技術力は付きます。2次受け以降の協力会社の方が技術力が高いかというと、そうでもなかった印象です。

社内SEだと周りに数人しかエンジニアがいない場合が多いです。

SIerであっても、実際のプログラム開発や、機器のセッティングなどはベンダーが行く、レビューする立場であることが多いですが、

社内SEの場合は、さらにSIer以上に上流の立場で仕事をすることになるので、SIer以上にエンジニアとしてのスキルは習得しにくいです。

プログラミングがやりたいとか、ものづくりがしたいといったような方はWEB系の開発ができる会社がいいと思います。

ピー山
ピー山

SIerからモノ作りがしたくてWEB系の開発企業に転職した人を何人も見ました!

ただし、社内SEでも自分次第で技術を磨くことはできると思います。

例えば、基幹系のサーバー構築を行う際に、レビューをしたいのでソースコードを送ってほしいと

ベンダーに伝えて、わからないところはベンダーに教えてもらったりすることもできます。

ある程度は自分で調べて理解する力が必要ですが、

こちらはお客さんの立場ですので、丁寧に教えてくれるケースが多いです。

また、ベンダーも間違えることもある(というか、結構間違えます笑)ので、

ミスったら影響度合いが大きそうな設定(例えばバックアップに関する設定や、データを消す作業等)

は自分自身で確認する方がいいかなと、思いますし、

そうしていく内に技術力はついていくのかなと思います。

ストレスの多さ

これは断然に社内SEの方が少ないです。

声を大にして言えます。笑

顧客がいないので、障害報告などもありませんし、

ピリついた空気がないです。

メーカー特有(?)の柔らかい空気が流れています。笑

ピリついた空気はSIerというよりは、金融関係だったためかもしれません。

仕事量

これも断然に社内SEの方が少ないです。

SIerの場合だと、一つの作業をするのに、

作業前の影響調査をして、作業の承認資料を作って、承認伺いをして、承認をもらったらプログラムを作って、作業手順書を作って、検証環境で検証をして、その証跡となる資料を作って、上席レビューを通して、関係部署に作業の調整をして、作業開始終了連絡用メールを作って、、、とやることが盛りだくさんです。

一方で、社内SEの場合だと、

失敗したときの影響が社内にしかないので、

例えば、作業の影響で10分くらい業務システムが使えなくなったとしても、

障害報告書等を書くことはないですし、極端な話、

「なんか使えないよ~」って言われて、「少々お待ちください確認します。」と伝えて確認し復旧して「作業影響でした。使えるようになりましたのでご確認ください。」と言ったら、「ありがとう使えるようになった~」と言われるくらいです。

なので、絶対に失敗できない、というヒリヒリ感がなく、

影響調査、上司に作業内容を伝えてやっていいか確認、作業する

くらいで終わりです。

ピー山
ピー山

めちゃ楽です。笑

年収

これは企業によるかなと思います。

職種による差はあまりないかなと思います。

時間管理のしやすさ

社内SEの方がしやすいです。

お客さんがいないので、自分たちでスケジュール調整できるのが最高です。

まとめ

一番大きな違いはストレスの多さかなと思います。

技術力のところは自分次第です。

個人的には、新卒ではSIerに入って、しっかりと技術やシステム運用の仕方について学び、

20代後半で社内SEに転職して、

インプットからアウトプットへ繋げるのがキャリアとしては良いかなと思います。

この記事を書いた人
ピー山

新卒で大手SIerに入社したが、2020年にメーカーの社内SEに転職したアラサー。転職をきっかけに残業が0時間/月になり、深夜勤務や休日出勤も無くなり、人生が楽しくなる。

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