はじめに
この記事では、社内SEへの転職での「転職理由」の作り方について解説しています。
社内SEならではのポイントを重点的に解説していきます。
転職理由の長さはどのくらいが適切か?

面接は基本的には30分〜1時間の場合が多く、
面接全体の長さを考えると、転職理由を話す時間としては1分〜2分程度が適切です。
人が1分間に話せる文字数は350~400字と言われます。
つまり、1~2分であれば350~800字程度となります。
社内SEへの転職時のおすすめの転職理由
社内SEは、社内の情報システムの構築や運用だけではなく、社内のPCの設定や、従業員のPC操作などの問題解決を行ったりといった、ヘルプデスクとしての業務も担当することが一般的です。
社内SEとSIerのSEとの主な違いは、システムのエンドユーザーが社内の人か社外の人かという点です。自社の情報システムを取り扱う社内SEに対して、システムエンジニアは顧客企業や一般ユーザーが使うシステムを開発します。
そういった特徴から「なぜ社内SEになりたいのか?」という観点で転職理由を考えていきましょう。
ユーザーにより近い立場でシステム運用に携われる
実際に社内SEだと、ユーザーが社内の人なのでシステムを構築すると「こんなところが便利になって良かった!」とか「ありがとう!」と言ってもらえる事が多く、やりがいを持ちやすいです。
システム構築/導入までで終わりではなく、保守運用まで中長期的に携われる
SIerの立場だと、導入するところまでで案件として終了してしまうケースも多いですが、社内SEだとその後の実際に利用を開始してからの保守運用にも携わることができます。
主体的にITシステムによる業務改善に取り組める
SIerの立場だと、受託開発という立場での関わり方となり、RFPの時点で顧客の欲しいシステムは決められているケースが多いです。一方で社内SEであれば、企画から担当できるのでより広い裁量を持ってシステム構築に携わることができます。
補足:準備した転職理由を丸暗記したほうがいいか?
文字に起こした転職理由を一字一句暗記するのは、おすすめではありません。
丸暗記して話そうとすると、言葉に感情が乗らず相手に気持ちが伝わりにくいです。
また、途中で詰まってしまった場合にパニックになってしまって対応できない場合があります。
おすすめは、伝えたいことのポイントだけは頭に入れておくことです。
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