第二新卒で大手SIerからベンチャー企業のライター職へ転職しました。結論としては「転職してよかった!」と思っていますが、もちろん100%満足しているわけではありません。そこで、今回は「ちょっと微妙だな…と思っていること」を挙げてみます。
業務レベルでトップ権力が関わる
大手では各プロジェクトのリーダーが実務上のトップで、所属部署の部長や課長すら業務レベルではあまり関わってこない場合が多くあります。
一方、社員数の少ないベンチャーでは、社長やそれに近い役職の方が業務レベルで顔を出してきます。「社長と近い距離で仕事ができる!」というのはベンチャーのウリ文句ではありますが、大手を経験した方にとっては「さすがに気を遣う対象」だと思います。そんな相手と日々込み入った業務の話をするのは、なかなかメンタルを消費します。
また、権力のトップに業務レベルで指示を出されると「とりあえず従うしかない」という気持ちにもなります。プロジェクトリーダー程度であれば多少意見することも可能ですが、自分の給料やクビを握っている人にされた指示には刃向かえないものです。
年齢と役職の上下関係がめちゃくちゃ
ブー谷は第二新卒で転職をしたので、会社のなかではかなり若いほうです。ベンチャーは新卒採用をしておらず、即戦力となる中途人材を積極的に採用している会社が多いので、第二新卒で転職すると同じような状況に置かれがちだと思います。
ただ、自分が入社した後に、自分より年上の方がたくさん入社されているので「年上だけど後輩現象」がかなり発生しています。「ベンチャーは実力主義だ!年齢なんか関係ない!」と割り切れる方なら問題ありませんが、ブー谷は結構上下関係を気にしがちなので、指示出しや赤入れをするときには正直気を遣います…。
シンプルに年次で階級が上がっていく、古き良き日系大手が懐かしい、、、
表に出ない部分は整備されていない
とにかく実績を出さなければ生き残れないベンチャー企業は、表のサービスこそ素晴らしいアイデアで丁寧に作られているものの、裏の運用や体制は結構めちゃくちゃな場合があります。創業からしばらく経っている会社でも、創業期のメンバーが抜けていなければ、権力を持った人たちが「それが当たり前」だと思っているので、特に改善されず残っています。
福利厚生が整っていないといった働き方の部分や、業務の承認フローが決まっていない、作業のマニュアルがない(前任者はもう退職している)といった実務の部分など…。働くうえでは地味に気になるポイントです。
自分は気になるところを地道に改善していっていますが、うまくやらないと「コイツ新人のくせに生意気だな…」と思われるかもしれないので常にヒヤヒヤしています。
給料は下がった(けど生活費も下がった)
ベンチャーかつ未経験での転職ということで給料は下がりました。ただ、これに関しては生活スタイルが変わり、生活にかかるお金も減ったので、あまり不満には感じていません。
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