チームでWebメディアをつくりあげる場合の「Web編集者」について、仕事内容や立ち位置をご紹介します。ライターとの違いも解説します。
Web編集者とは?
チームでWebメディアをつくる場合のWeb編集者とは、メディアのコンテンツとなる記事の企画を立てたり、内容を確認したりする人のことをさします。Webライターがライティングを担当し、その原稿を編集するのが編集者の仕事です。
①記事の企画を立てる
メディアに掲載する記事の企画を立てます。コンテンツには、誰かに取材をするインタビュー記事や、別の企業から依頼を受けて制作する記事、ライター自身がリサーチをして書く記事など、さまざまな種類があります。そのメディアの趣旨に沿ったコンテンツを企画します。
インタビュー記事や別の企業から依頼された記事であれば、スケジューリングもかなり重要な仕事です。いつインタビューを行うのか、いつ記事を公開するのかなど、企画段階でしっかりと計画しておくことが大切です。
編集者は記事の中身だけでなく、スケジュール管理なども行う場合があります。
②ライターに記事作成を依頼する
記事の企画ができたら、ライターに記事の作成を依頼します。いつまでに記事をあげてほしいのか、どういったことに気をつけて執筆してほしいのかなど、スケジュールやライティングのポイントなども事前に伝えておく必要があります。
また、ライターに記事を依頼する際に、大まかな記事の構成などを伝えておく場合もあります。こうすることで、編集者がイメージする企画に近い記事を執筆してもらうことが可能になります。
③原稿をチェック・編集して公開する
ライターからあがってきた原稿をチェックするのも編集者の仕事です。原稿をチェックする際は、例えば以下のような観点でチェックします。
・依頼通りに執筆されているか
・表現や執筆のルールは守られているか
・執筆内容に誤った情報が含まれていないか
・誤字脱字がないか、言葉の使い方が正しいか(校正者がいる場合は、そちらの担当になります)
チェックの結果、修正が必要な場合はライターに差し戻します。チェックが問題なければ、原稿をもとに記事を編集します。必要に応じて写真を入れたり、記事の形を整えたりして、公開します。
Web編集者に向いているのはこんな人
Web編集者に向いているのは「俯瞰で見れる人」だと思います。ライティングだけにこだわってしまったり、記事のデザインだけにこだわってしまったりすると、記事全体のバランスが悪くなってしまいます。
また「コミュニケーション能力のある人」もWeb編集者に向いています。記事制作のスケジュールを管理し、各所と調節するのも編集者の仕事です。ある程度コミュニケーション能力が必要になります。
編集者ではなく、Webライターに興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。
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