先日、化粧品検定1級に一発で合格しました。使用した教材や勉強方法をご紹介します。
化粧品検定とは?
通称「化粧品検定」は、一般社団法人日本化粧品検定協会が運営する「日本化粧品検定」のこと。化粧品の知識や法律など、さまざまなジャンルの専門家によって監修された内容を学べるとされています。受験者の多くは美容関連の仕事をされている方ですが、学生の方などもいるようです。
検定は1級・2級・3級に分かれています。3級はWeb上で無料で受けられるので、試しに挑戦してみるのがおすすめです。1級・2級は半年に一度開催される検定に申し込み、指定された会場で受験します。2級は6,600円、1級は13,200円(2021/11/04現在)とお高めなので、なるべく一発で合格したいところです。
化粧品検定に挑戦することを決意
転職してWebライターになりましたが、「得意なジャンルがあまりないな…」ということに悩んでいました。(前職では情報処理系の資格をいくつか取得していましたが、現職のメディアにはあまり関係がありません…。)
そこで、仕事に関係ありそうで、自分も興味のある「コスメ」に関する資格はないかと調べたところ、「化粧品検定」に行き着きました。「簡単そうだなと〜」と思いながら3級を受験してみたところ、意外と知らない、ためになる問題が出題されました。単純に興味をそそられ、化粧品検定の取得にチャレンジすることを決めました。
まずは2級のテキストを買ってみた
まずは2級から受験するものだろうと思ったので、2級の勉強から始めることにしました。資格モノはだいたい問題集や過去問を買っておけばなんとかなると思っているタイプですが、化粧品検定はなんと「問題集が公式からしか出ていない」!!(過去問などを公開することは禁止されています)
問題集を公式サイトでチェックしてみましたが、受験料同様お高めの値段設定…。ということで、ひとまず書店やAmazonでさくっと買えるテキストを購入してみました。
試験範囲は、お化粧の基本的なやり方から皮膚・肌の仕組みまで「薄く広く」といった印象。本はまあまあ厚みがありますが、イラストなどが多いのですぐに読み終わります。「だいたいこんな内容がでるのか」というイメージをつかめるため、化粧品検定を受けるのであれば、一度目を通しておいて損はないと思います。
ただし、例題などの数は少なめなので、ブー谷のように「問題集最高!」みたいな方からすると、内容を頭に叩き込むのは難しいかもしれません。自分で問題を作成し、スマホの単語帳アプリに入れて毎日解いていました。
飛び級で1級を受験することに
なんとなく2級は大丈夫そうだなと思い、まだ受験日まで余裕があったので1級についても調べてみることに。1級と2級は併願が可能であることを、ここで初めて知りました。どうせならいっぺんに1級まで取ってしまったほうが楽かも、と考え、1級の試験内容を知るためにテキストを購入しました。
届いたテキストを開いてびっくり。2級と内容がぜんぜん違う…。化粧品に用いられる成分の名前、爪や歯の構造、化粧品に関する広告のルールなど、「専門用語」をとにかく暗記しなければなりません。
2級との併願を考えていましたが、暗記が苦手なブー谷は「いったん2級を全部忘れて、脳みその容量を空けてから1級の知識を詰め込もう」と考え、1級のみを飛び級受験することに決めました。
知識を取り入れるという意味では2級も非常に有意義でしたが、ライター業に活かせるのは1級だなという印象でした!
不安になり問題集を購入
1級の勉強も、2級と同様にスマホアプリで行いました。ただ、受験日の数週間前に「本当に大丈夫かな…」「問題集から出るかもしれない…」と不安になり、結局公式の問題集を購入しました。
問題集については詳しく記載できないのですが、出題形式などを知るうえでは役に立ったと思います。ブー谷は3周ほどして全部覚えられたかなという感じです。ただ、テキストの内容を網羅しているわけではないので、満点を取りたいのであればテキストを隅から隅まで暗記して、問題集に取りかかるほうがよさそうです。
無事に1級を一発合格しました!
検定受験を終え、しばらく経ってから郵送で「合格通知」が送られてきました。無事に合格できてよかったです!
すぐに仕事で知識を活かす機会はなさそうですが、日常的なメイクやスキンケアなどが少し楽しくなった気がします。興味のある方は、ぜひ3級からチャレンジしてみてください。
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